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■ 鳶 職 と は ■
| 【鳶職とは・・・?】 | |
| 建物をつくるとき、特に高い所での作業や重い物を動かす作業には、特殊な技能が必要とされます。 | |
| こうした特殊な技能を用いて、木造建築の軸組、鉄骨の骨組みなどの建造物の基礎的部分の作業や、都市計画などの区画整理による曳屋工事などを専門に行うのが とび工 です。 | |
| とび工は、昔は高い所へ登るのを特技とし、あわせて火消しなどの役割を受け持ち、都市生活の世話もしていましたが、現在では、建物の骨格や足場の組立、解体、くい打ち、重量物の運搬、家屋の移動など広範囲にわたる仕事を行っています。 | |
| その結果、ひと口に とび工 といっても、専門とする分野により、建築とび ・組立とび ・ 鉄骨とび ・ 機械とび などに分かれています。 | |
| ○建築とび・・・・・・・ | 木造住宅などの建設に伴う棟上げ足場の組立・解体作業に従事。 |
| ○組立とび・・・・・・・ | 足場の組立はもちろんのこと、型わく支保工、土止め支保工などの組立の他にツーバイフォー工法の組立など。 |
| ○鉄骨とび・・・・・・・ | 中・高層ビルの鉄骨の組立や橋梁の組立など比較的大型の工事に従事。作業手順としては、柱に登り、梁を取り付ける場所で命綱を使って体を確保して待機し、クレーンで運搬されてくる鉄骨を取り付け位置に誘導して、ボルト穴に合わせてボルトを差し込み、ナットをスパナなどで締め付けて仮止めするのが仕事です。 |
| ○機械とび・・・・・・・ | くい打ち、重量物の運搬などの作業をクレーン、デリック、移動式クレーンなどの建設機械や、ブルドーザー、モーターグレーダー、トラクターショベル、パワーショベルなどの車輌系建設機械を用いて行います。 |
| 【鳶職に就く】 | |
| とび工 になるには、特に学歴や年齢の制限はありません。 一般には、入職後仕事をしながら技能を身につけ、資格を取得し、ひとり立ちできる とび工 に育っていきます。 |
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| とび作業は高所作業のような危険な仕事が多い関係から、事業所内訓練で必要な教育や訓練を行い、経験年数を積んでから現場作業に従事します。 | |
| 屋外での仕事であるために体力が求められ、ときには危険な作業も行わなければならないので注意力も必要です。 | |
| とび工 の仕事は広範囲ですが、高所作業に耐えられる人は、建築とび、組立とび、鉄骨とびなどに、機械に強い人は機械とびにというように、適性に応じた専門の選択が可能です。 | |
| とび工が一人立ちするためには、資格の取得が必要です。 とび工の仕事には危険なものや、他の仕事の安全確保のための仕事もあり、このため複数の資格が必要になります。 |
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| 資格は多種にわたり、一定年数の経験の後、講習により取得するもの、試験に合格しなければならないものなど、取得の方法もいろいろです。 | |
| 例えば、吊り足場(ゴンドラの吊り足場を除く)、張出し足場、または高さ5m以上の構造の足場の組立て、解体 または変更の作業には、労働安全衛生法の規定により、「足場の組立等作業主任者」の資格が必要です。 | |
この他、とび工には各種作業主任者の資格が必要です。 |
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| そしてとび作業に必要な知識として基本的な応用学力の知識の他、大工・左官などの知識もある程度身につけていないと、現場によっては通用しない場合があります。 | |
| 【鳶職の歩み】 | |
| 江戸時代に鳶口を持って普請に携わったことが「とび職」の語源になっていますが、 町火消しを兼ね、何でもできるところから 頭(かしら)・町頭・仕事師 などとも呼ば
れ、各町内のほとんどの行事に携わるとともに、冠婚葬祭には必要不可欠な存在でした。 このような伝統ある「町場とび」に対して、ビルやダム工事などでとびの仕事をする人たちのことを「野丁場(のちょうば)とび」といいます。 |
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| 日本労働研究機構 職業ハンドブックより |
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